「やさしい日本語」とは

「やさしい日本語にほんご」とは…

「やさしい日本語にほんご」は、むずかしい言葉ことばかええるなど、相手あいて配慮はいりょしたわかりやすい日本語にほんごのことです。阪神淡路大震災はんしんあわじだいしんさいをきっかけにひろ普及ふきゅうしました。日本語にほんご母語ぼごとしない方、高齢者こうれいしゃしょうがいのある方など、様々さまざまかたもちいられます。
現在げんざい行政窓口ぎょうせいまどぐち生活情報せいかつじょうほう提供ていきょう観光かんこう場面ばめん効果こうか発揮はっきしていますが、医療関係者いりょうかんけいしゃへの認知にんちはまだたかくありません。法務省ほうむしょうによる外国人住民調査がいこくじんじゅうみんちょうさでも、日本語にほんご使つかえると回答かいとうした外国人がいこくじんしたのグラフのように8わりこええており、「やさしい日本語にほんご」は外国人がいこくじんとのやりりにおいてひろ役立やくだつことが期待きたいされています。

はなまえ整理せいりする

全体像ぜんたいぞうしめしましょう

一文いちぶんみじかくし、語尾ごび明瞭めいりょうにして文章ぶんしょう区切くぎる(「です」、「ます」でえる

血圧けつあつはからせていただくので、こちらの椅子いすこしかけていただけますか。」⇒「血圧けつあつはかります。この椅子いすすわってください。」

尊敬語そんけいご謙譲語けんじょうごさけけて、丁寧語ていねいごもちいる

「ご記入きにゅうください」⇒「いてください」

単語たんごあたまに「お」をつけない(可能なのう範囲はんいで)

「おくすり」「お会計かいけい」⇒「くすり」「会計かいけい

漢語かんごよりも和語わご使つか

飲酒いんしゅ習慣しゅうかんがある」⇒「いつもおさけむ」

外来語がいらいご多用たようしない

「イレウス」⇒「ちょう一部いちぶまっています」 

言葉ことばえて選択肢せんたくしやす

測定そくていします」⇒「はかります、調しらべます」

⑧ ゼスチャーや実物提示じつぶつていじ

わきした」は指差ゆびさしで説明せつめい、「綿棒めんぼう」は実物じつぶつせる

⑨ オノマトペは使つかわない

「ガンガン」「チクチク」⇒なるべく使つかわない

相手あいて日本語にほんごちからたか場合ばあいは「やさしい日本語にほんご」をめる

状況じょうきょうわせてスイッチをる 

ほかにもテクニックはいろいろあります。詳細しょうさい以下いか書籍しょせきをごらんください。
武田裕子たけだゆうこ岩田一成いわたかずなり新居にいみどり医療現場いりょうげんば外国人対応がいこくじんたいおう 英語えいごだけじゃない「やさしい日本語にほんご」』南山堂なんざんどう

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